なぜハートのキングだけ剣が頭に刺さっている?トランプの絵柄に隠された意外な真実
皆様、こんにちは!「今日の『へー!』発見ノート」へようこそ。トランプ遊びをしている最中、ふと「この絵柄のモデルは誰なんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、トランプの4枚のキングにはそれぞれ、歴史や神話に登場する伝説的な王のモデルが存在します。そして、彼らが手にしている「武器」にも、現代に語り継がれる深い理由が隠されていました。
各国の資料やトランプの歴史に関する文献に基づき、その知られざる裏側をご紹介します。
1. 4人のキングの意外なモデル
トランプのデザインが確立されたのは中世ヨーロッパと言われていますが、辞書や歴史資料を確認すると、一般的に以下の4人がモデルであるとされています。
- スペード:ダビデ王(旧約聖書に登場するイスラエルの王。竪琴の名手。)
- ハート:シャルルマーニュ(カール大帝。中世西ヨーロッパの父。)
- ダイヤ:カエサル(古代ローマの軍人。独裁官として有名。)
- クラブ:アレキサンダー大王(古代ギリシャの征服王。)
時代も国もバラバラな4人が、1組のカードの中に共存しているのは、まさに歴史のオールスターと言えるでしょう。
2. ハートのキングだけが持つ「異名」の謎
ここで、ハートのキングをよく見てみてください。他のキングと決定的に違う点が2つあります。
1つ目は、「口ひげがない」こと。 2つ目は、「剣が頭の後ろに刺さっているように見える」ことです。
この奇妙な姿から、ハートのキングは別名「自殺するキング(Suicide King)」と呼ばれることもあります。しかし、これは決して不吉な意味で描かれたわけではありません。歴史資料によれば、もともとは剣を振り上げているデザインだったものが、カードの複製を繰り返すうちに、スペースの都合や彫り師のミスで「頭に剣が刺さっているように見える」形に簡略化されてしまったというのが有力な説です。
3. ダイヤのキングが「斧」を持っている理由
また、他の3人が「剣」を持っているのに対し、ダイヤのキング(カエサル)だけが「斧」を持っていることがあります(デザインによりますが、伝統的には斧です)。
これは、古代ローマにおいて斧が「権威」の象徴であったことに由来します。さらに、ダイヤのキングだけが横を向いている(プロフィール)のは、モデルであるカエサルの肖像が刻まれた当時の「硬貨」を模しているからだと言われています。
まとめ
- トランプのキングには、実在または神話の英雄というモデルがいる。
- ハートのキングに口ひげがなく、剣が頭に刺さって見えるのは、長年のデザイン変更による偶然の産物である。
- ダイヤのキングが斧を持ち横を向いているのは、古代ローマの権威と硬貨を反映している。
次にトランプを手にする時は、ぜひカードをじっくり観察してみてください。小さな1枚のカードの中に、数千年の歴史が凝縮されていることに驚くはずです!
