【郵便記号】なぜ「〒」になった?二転三転した誕生の裏側と雑学
皆様、こんにちは!「今日の『へー!』発見ノート」へようこそ。はがきや封筒、地図などで毎日見かける郵便記号の「〒」。当たり前のように使っていますが、なぜこの形になったのか考えたことはありますか?
実は、この記号が誕生するまでには、驚くほど単純な「勘違い」や「書き間違い」が関係しているという説があるのです。今回はその真相に迫ります。
1. 最初は「〒」ではなかった!?
明治20年、当時の郵便事務を扱っていたのは「逓信省(ていしんしょう)」という役所でした。当初、逓信省が郵便の記号として発表したのは、カタカナの「テ」でした。これは「逓信(ていしん)」の頭文字をとったものです。
しかし、わずか数日後にこの決定は取り消され、現在の「〒」に変更されました。一体何が起きたのでしょうか。
2. 変更の理由は「単純なミス」のカバー?
公式な資料や歴史的な俗説には、面白い理由がいくつか記されています。最も有名なのは、「アルファベットのTと見間違えられた」という説です。
国際的な郵便のやり取りにおいて、カタカナの「テ」はアルファベットの「T」にそっくりでした。しかし、「T」は国際的に「郵便料金不足」を示す記号として使われていたため、混乱を招く恐れがあったのです。そこで、「テ」の上に一本線を足して「〒」にしたと言われています。
他にも、「最初に発表する際に『テ』と書くべきところを、誤って『〒』と書いて官報に載せてしまったため、後から理由をつけて正当化した」という、なんとも人間味あふれる説も残っています。
3. 日本独自の記号という「へー!」
海外旅行をしたことがある方は気づいたかもしれませんが、この「〒」という記号を使っているのは日本だけです。国際的には、封筒のマークや「POST」という文字、あるいは角笛(ポストホルン)をモチーフにした記号が一般的です。
私たちが当たり前に使っているこの形は、明治時代の役人たちの試行錯誤の結果生まれた、日本オリジナルのデザインなのです。
まとめ
- 郵便記号は当初、逓信省の「テ」にする予定だった。
- 料金不足の記号「T」との混同を避けるため、一本線を足して「〒」になった。
- 「〒」は世界共通ではなく、日本独自の記号である。
いかがでしたでしょうか。毎日目にする記号の裏側に、こんな二転三転したドラマがあったなんて面白いですよね。次に手紙を書くときは、この小さな記号に込められた歴史をちょっと思い出してみてください!
