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今日の『へー!』発見ノート

日常の"なぜ?"を知識に変える、日刊雑学ノート。
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【へー!名前の発見】鉛筆の芯に「鉛」は一滴も入っていない?意外すぎる名前の由来と芯の正体

【文房具の謎】鉛筆の芯には「鉛」が入っていない!?シャープペンとの違いと名前の由来の裏側と雑学

【へー!名前の発見】鉛筆の芯に「鉛」は一滴も入っていない?意外すぎる名前の由来と芯の正体


鉛筆の芯に「鉛」は一滴も入っていない?意外すぎる名前の由来と芯の正体



皆様、こんにちは!「今日の『へー!』発見ノート」へようこそ。


学生から大人まで、誰もが一度は手にしたことがある鉛筆。しかし、その名前について真剣に考えたことはありますか?


「鉛の筆」と書くからには、昔は鉛で書いていたのでしょうか?それとも今でも鉛が入っているのでしょうか?実は、現代の鉛筆にもシャープペンシルの芯にも、「鉛(なまり)」は全く含まれていないのです!


今回は、この不思議なネーミングの由来と、鉛筆とシャープペンの芯に隠された驚きの製法の違いについて解説します。


なぜ鉛が入っていないのに「鉛筆」なのか?


資料や辞書によると、この名前の理由は、人類が「ある勘違い」をしたことに端を発しています。


16世紀のイギリスで、非常に純度の高い黒鉛(グラファイト)の塊が発見されました。当時の人々は、この真っ黒で柔らかい鉱物を見て、「これは非常に質の良い『鉛』の一種だ」と思い込んでしまったのです。


そのため、この鉱物を「黒い鉛」と呼び、それを棒状にした筆記具を「鉛筆」と名付けました。後に科学が発達し、黒鉛が鉛とは全く無関係な炭素の結晶であることが判明しましたが、すでに「鉛筆」という呼び名が世界中に定着してしまっていたため、現在もそのまま使われています。


鉛筆とシャープペンの芯は「似て非なるもの」


どちらも黒鉛を主原料としていますが、実は「固め方」が全く異なります。この違いが、書き味や強度の差を生んでいるのです。


  • 鉛筆の芯:黒鉛に粘土を混ぜて高温で焼き固めます。粘土の割合が多いほど硬く(H)、黒鉛が多いほど柔らかく濃い(B)芯になります。
  • シャープペンの芯:粘土の代わりにプラスチック(合成樹脂)を混ぜて焼き固めます。これにより、細くても折れにくく、かつ滑らかな書き味を実現しています。


つまり、鉛筆の芯は「せともの(陶磁器)」に近く、シャープペンの芯は高度な「化学製品」に近いといえます。同じ黒鉛を使いながら、混ぜる相手を変えることで、それぞれの特性に合わせた進化を遂げているのです。


まとめ


鉛筆の芯に鉛は含まれておらず、その正体は炭素から成る黒鉛です。名前の由来は、大昔に黒鉛を鉛の一種だと勘違いした歴史がそのまま残ったものです。


また、鉛筆は粘土で、シャープペンはプラスチックで黒鉛を固めているという製造方法の違いを知ると、文房具選びが少し楽しくなるかもしれませんね!